備忘録的に、2025-02-24時点で今年読んだ本の中から、面白かった本をピックアップしてまとめておく。
まずは技術書以外から。
- WEIRD(ウィアード)「現代人」の奇妙な心理 上:経済的繁栄、民主制、個人主義の起源、WEIRD(ウィアード)「現代人」の奇妙な心理 下:経済的繁栄、民主制、個人主義の起源
- 『文化がヒトを進化させた―人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉』の著者でもあるジョセフ・ヘンリックによる本。読んどけ(説明放棄w)
- 文化はいかに情動をつくるのか――人と人のあいだの心理学
- 情動は文化によるという話。angerと怒りは同じではないよねとか、「甘え」が英語にないとか。昔読んだ『異文化理解力』も良かったなあと思い出す。
- 上記『WEIRD』、リサ・フェルドマン・バレット『情動はこうしてつくられる』も一緒に読むことを薦める。
- 土と脂: 微生物が回すフードシステム
- 『土と内臓』などで有名なデイビッド・モントゴメリーによる本。
- 自分たちが食べているものが何を食べて育ったかによって全然栄養とか変わってくるよって本。
- トランプ再熱狂の正体 (新潮新書 1043)
- 禁書の話とか、ポケモンとノンバイナリーの話とか、いろいろ面白かった
- 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」 (幻冬舎新書 751)
- 貧困者を取材してきた著者自身が、脳梗塞で不自由な脳の当事者となってしまった。過去取材したような人たちが働けなかった本当の理由は何か、健常者から当事者となってしまったからこそ説得力がある。
- 「心のない人」は、どうやって人の心を理解しているか──自閉スペクトラム症者の生活史
- 周囲の人たちはNPCじゃないぞ
続いて技術書。
- LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門 (エンジニア選書)
- #AIエージェント実践本、ずっと読みたいと思ってて積読にしてました()
- 僕がRAGを使ったチャットボットを初めて作ったのはもう一昨年(2023年)のことになるけど、LangChainのエコシステムもLLM自体の性能も進化してるなあと改めて実感する。
- 仕組みからわかる大規模言語モデル 生成AI時代のソフトウェア開発入門
- ↑を読んだ後だと見劣りするけど、悪い本じゃないと思う
- 改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方
- 旧版も読んでたけど、より良い本になってると思う。なお実践できるかというと……頑張りますw
その他読んだ本→読書メーター
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